イケマサのモデリング・塗装ツール紹介
● フィギュアのリペイントや、ビークル模型を制作する工具類を紹介します。
・基本工具は、デザインナイフ・ニッパー・定規・クラフトソー・ピンセット・紙ヤスリ(800番〜1200番)。
・塗装機材は、エアブラシと面相筆を使用。塗料は、クレオスのMrカラー・タミヤのエナメルカラー・アクリル絵の具。
※工具・塗料の使用は、自己責任でお願いいたします。
工具
モデリングツール
色々な工具を日々試していますが、基本はこのツール達でまかなえます。
A.クラフトソー:素材切断時に使用。加工素材はABS、プラスチックが中心。
B.ピンバイス:銃口の穴あけや、眼球の瞳孔の溝作りに使用。
C.ニッパー:プラモデルのゲートから切放し時に使用。
D.電動リューター:ファルコン号の弾痕や、ヤスリがけに使用。
E.デザインナイフ各種:パーツの切断、表面処理。筋彫りに使用。
F.スパチュラ:粘度細工の造形時に使用。
G.ピンセット:小物接着時の持ち手。
モデリングツール2
金属加工専門ツールです。
H.パイプカッター:1/6ライトセーバーのアルミパイプ切断等に使用。
I.虫ピン:ベルトのリペットの再現に使用。
J.ネオジウム磁石:パーツの接続に使用。
K.ラジオペンチ:真鍮線の切断や、折り曲げに使用。
L.金属用ハサミ:鉄板やブリキの薄板の切断に使用。
M.真鍮線:パーツの接続強度棒や、パイプ表現に使用。
N.鉄板:ベルトのバックル等に使用。
塗装材料
アセトン
イケマサのリペイント作業には、このアセトンが必須アイテムです。sideshowの1/6素体の塗料剥がしには絶対の信頼がありますが、kotobukiyaの製品には不向きなようです。揮発性が高いので、換気しながらの作業になります。
エアブラシ
広範囲用と部分塗装用に2本のハンドピースを使用。
筆各種
用途に応じて以下の3種類を使い分けています。
a.平筆:広い面積を塗ったり、髪の毛のグラデーション塗装や銃のハゲチョロ表現用のドライブラシとしても使用。
b.面相筆:アクリル絵の具で人物の皮膚塗装を主に使用。
c.極細面相筆:目や眉毛などの繊細な線を書く時に使用。穂先が広がりやすいので頻繁に新品と交換。
ラッカー塗料
模型・フィギュアの基本塗装時に、エアブラシ塗装の塗料として長年愛用。色数が多く、塗膜も強く乾燥も早いスグレモノ。
塗装行程は、ラッカー塗料→アクリル絵の具→エナメル塗料→模型の経年劣化を防ぐ為、UVカットの仕上げ用スプレーの順番で使用しています。
アクリル絵の具
フィギュアの皮膚表現は、アクリル絵の具を使用。
アクリル絵の具専用のリムーバーを溶剤とせず、タミヤのアクリル用溶剤を使用しています。
エナメル塗料
面相筆を使って、ビークル模型のスミ入れや小面積の塗装、フィギュアの最終仕上げ塗装に使用しています。
上記のラッカー、アクリル塗料に比べ、筆塗りでも筆ムラが出にくいのが特徴です。
ウレタンクリアー|スーパークリアースプレーUVカット
ウレタンクリアーは、非常に高価な塗料ですがラッカー塗料のクリアーでは得られない透明度と硬質感と艶があります。主に1/6フィギュアの瞳表現に使用しています。
スプレー式のスーパークリアー(UVカット)は、最終的に仕上がった模型の塗膜保護です。厚く吹くと液タレや白く曇ったりするので、サッと吹く感じで日光や蛍光灯による紫外線での退色を軽減してくれる特殊クリアー塗料です。